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サンタクロース追跡を行っているNORADとは??

最近、寒い日が続いています。気づけば12月がもうすぐそこまで来ている今日この頃。


「もうすぐクリスマスか~」なんて思い、ネットを検索していると面白い言葉に出会いました。


「2014年のサンタクロース追跡」


ん??なんじゃそりゃ。


調べてみると「サンタクロース追跡」というのはアメリカのとある組織によって毎年行われている恒例行事らしいですね。要すればクリスマスイブの日にインターネット上でサンタは今ここにいる!というマッピングをリアルタイムで行うイベントらしいです。

yu_santa.jpg

そして何よりも一番すごいのがこのイベントを主催しているNORAD


どこかの民間団体がモノ好きでやっているのかな~と自分自身思っていましたがとんでもない。

Norad.jpg

NORAD。これ、立派なバリバリの軍事組織です。以下引用。
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-NORADとは-
コロラド州コロラドスプリングスに本部を構える NORAD(北米航空宇宙防衛司令部)は米国とカナダが共同運営する軍事組織で、両国の航空宇宙および海上領域の防衛を担当している。

1958 年にカナダと米国間の協定によって創設された NORAD は、加盟国に対する差し迫ったミサイルや空からの攻撃を事前に警告し、北米の領空主権を守り、航空攻撃に備えた軍事力を維持することを目的としている。
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なんでこんな公の軍事組織が、柄でもない「サンタ追跡」なんてやってるのでしょうか?


【きっかけは一つの偶然から】
この恒例行事が始まるきっかけとなったのは、一つの偶然の出来事があったからだとか。


なんでも、1955年にとあるアメリカのスーパーが子供向けに「サンタクロースにつながる電話番号」を新聞上に広告として出したのですが、その電話番号がどうやら間違っていたらしいのです。


その間違って掲載された電話番号がなんとNORAD(北米航空宇宙防衛司令部)の司令官への直通電話番号だったのです。


当然、その司令官に子供からの電話が殺到したワケですが、その司令官はユーモアある人だったんでしょうね。子供からの問い合わせに対して、部下にわざわざレーダーを確認させ、子供に対して「今サンタは北極を出たところだよ、今南に向かっているんだね」と答えていったそうです。


それ以降NORADによる「サンタクロース追跡」サービスは恒例行事化し、子供たちからの問い合わせに対して、当局から電話やメールで回答を行っていました。


最近になって、ネットの発達したこともあり、サンタの現在位置をインターネット上でリアルタイム検索することが出来るようになったんだとか。。。


単なる新聞紙上での偶然の出来事が、心温まる恒例行事に発展した、というところでしょうか。個人的にあっぱれなのは、この間違い電話を受けた司令官ですね。「間違い電話です」の一言で片づけることもできたと思うんですけども、事務的に処理せず、遊び心を持って子供に接してあげた。人の器量の深さの影響力というものを垣間見たような気がします。

松重豊さんが孤独のグルメでブレイクしたワケ

俳優の松重豊さんが11/21(金)の「A-studio」に出演されますね・・・・


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写真を見れば「あー、あの人か!」とお分かりになる方も多いかもしれませんが、松重豊さんはドラマ「孤独のグルメ」で一躍有名になった俳優さんですねー。


なぜ一人の男が淡々と飯を食うだけというドラマなのに、松重豊さんはこのドラマでブレイクしたんでしょうか?その理由を、自分で考えつつも調べてみることにしました。。


1. 「演技に集中する」ではなくて「食べること」に集中したから?
中年のおじさん井之頭五朗が一人で飲食店に入り、30分間黙々と食事を食べ続けるだけというドラマ「孤独のグルメ」。そのような中で、松重さんはいかに「役を演じるか」ではなく「食べること」に主眼を置くかということを考えたそうです。。


松重さんが言うには


「演技で死んだフリはできるけど、食べるフリはできませんからね。芝居とは違う生の行為だから」と。


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なるほど、ドラマの撮影ではありつつも演技とは切り離して役に臨まれたというところでしょうか。


確かにあのドラマは、ドラマというよりかは松重さん演じる井之頭五朗(通称ゴロー)のグルメレポート的な部分がありましたからね。。。。


因みに、松重さんは劇中の五朗と違って実は小食なんだとか。。。その為に、なんとドラマの撮影に臨むにあたっては、前日の夜から断食して撮影前には常に空腹状態を作っておくということまでされていたそうです!スマップの木村拓哉さんと夕飯を一緒に食べる機会を何度も逃してしまったと残念そうにもされていたようですw


2. 松重さんの演技力が原作キャラとマッチ?
この部分もブレイクした理由としては大きいんじゃないでしょうか?元々、松重さんは個性派というか演技力が高い俳優さんだと感じています。一度見たらなかなか忘れにくい特徴的な顔つきをされていると思いますし、何より演技もシブい!


自分が初めて松重さんをドラマで見たのは、唐沢寿明が商社マンを演じた「不毛地帯」を通してでした。


主人公と対立して、没落していく影のある商社マンを演じ切った松重さんの姿がシブくて非常に印象に残っています。


そんなシブさが原作(漫画)に出てくるゴローの姿と絶妙にかみ合い、原作ファンも取り込んでいったのではないでしょうか。松重さん演じるゴローは原作中のゴローとはまた別のキャラクター像を作り上げたなあ、という印象ですが。松重ゴローは「シブさで勝負!」なのに対して、原作ゴローは「シブ」さと「ひょうきん」さで勝負みたいな。。。。


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まだ、ドラマしか見てないよ、、という方は是非一度原作の方も一読されることをおすすめします。


はてさて11/21(金)放送の「A-Studio」。。。。どんなお話が聞けるのやら。。。

竹内洋岳が雪崩に巻き込まれながらも無酸素登山を続けるワケ

登山家の竹内洋岳さんが11/23(日)の情熱大陸に出演されるようですね。。
竹内さんといえば、世界に14存在するという8000メートルを超える山を全部、日本人として初めて登頂し制覇した方です。


ダウンロード (2).jpg


しかしながら、日本人として前人未到の偉業を達成するまでには多くの困難が待ち受けていました。中でも2007年にパキスタンのガッシャブルムⅡ峰という山では、自分の数メートル上で発生した雪崩に遭遇。背骨、肋骨骨折、肺挫傷という重傷を負いながらも雪の中から救出され、生死の境を彷徨いながら、なんとか九死に一生を得るという大変な経験をされています。


<ガッシャブルムⅡ峰>
images.jpg


そんな恐ろしい体験をしながらも登山をやめなかった理由を竹内さんは次のように語ります。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 結局は多くの人に助けられ……語り尽くせませんけれども、いろんなことがあって、日本に連れて帰って来られ、手術を受けたんです。そういうことがあって私は、多くの人たちから少しずつ命を分けてもらって、新しい命をもらったんだと思ったんですね。だからこそ、「山で出会った仲間たちから山でもらった命は、山で使おう」と覚悟を決めたわけです。翌年は背中にまだ手術したチタンのシャフトが入っていたんですが、決めたからこそ、(自分が遭遇した雪崩で)死んでしまった仲間ふたりのことを思い出せるであろうその場所に戻らないといけないと感じた。現場に戻ってみたからといって雪崩がなかったことになるわけではありませんし、亡くなったふたりが帰ってくるわけでもないのですが。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

事故を通じて自分の命は山で助けられたのだから、この命は山で使おう!という思いを持たれたことが登山を続ける理由になったようです。


そして驚くべきことに、雪崩に巻き込まれ救出された後、1年間の懸命なリハビリを続け、再び、雪崩に遭遇したガッシャブルムⅡ峰に挑戦し、登頂を成功させています。


竹内さん曰く

「自分の足で登って自分の足で降りてくるのが山登りで、事故のときは、自分の足で降りてきていない。それなのに死んでいないというのは、私の登山においては絶対に許されないことでした。ですから、身勝手かもしれませんけれども登りなおし、そして降りなおして来なければいけないと感じたんです。」

とのことで、なんとしてでも自分の美学を貫くんだという意思の強さが感じられます。


竹内さんのお話を聞いて感じるのは「偉業を達成するのはこういう人なんだろうな」ということです。8000メートルを超える14の山を制覇すると表明されたのも記者会見を通じて、公の場でしっかりと発信し、「登山とはこうあるべきものだ」という明確な指針を持ち、目標に向かって甘えを排除して立ち向かっていく。


雪崩に遭遇しながらも生き残ったのはまさにそういう姿勢を見ていた神様からのご褒美とでも言うべきものでしょうか。


「軸がブレない」でいることは自分が考えているよりも非常に大変でありながらも大きな成果を生むことに繋がる、ということを実感した次第です。

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