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蔵王山で噴火の予兆??これまでの噴火の歴史と予測

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宮城県と山形県の県境にある蔵王山で比較的規模が大きい火山性微動(噴火の前触れとして起きるとされる地震)が起きたらしいですね。

images.jpg

その蔵王山ですが、本当に噴火するんでしょうか?ちょっと気になったので、蔵王山の過去の噴火の歴史と今後の噴火予測について記事にしてみました。

【蔵王山の噴火の歴史】有史以降で記録が残っているものの内の中で、一番最古の噴火から最新の噴火までを以下纏めてみました。

噴火年次とタイムスパン
773  
  454
1227  
  397
1624  
  70
1694  
  115
1809  
  22
1831  
  36
1867  
  28
1895  
  45
1940  
  50
1990(群発地震)  


うーん。。。どうですかね、、、、傾向としては1800年代以降30-40年間くらいのスパンで噴火あるいはそれに似た活動を繰り返しているような感じですが。。1990年は直接噴火したわけではないのでノーカウントとすると1940年以降蔵王山は一度も噴火はしていない訳です。


確かに過去の噴火スパンから考えるとそろそろ噴火してもおかしくなさそうですね。。。。
現に蔵王山は今年の8月から火山性微動が続いているようですしね。。。。


蔵王山は10月時点でも、火山活動が活発となっているサインである火口湖の白濁が見られるなどしていて、専門家も噴火の時期が近くなっていると予想していました。


現在、直ちに噴火する予兆はないものの、気象台は登山者に注意を呼びかけている状況のようです。


山形県では蔵王山が噴火した時の為のハザードマップを策定しているようです。


hazerd_map_open.jpg


これを見ると山形県の上山市は、市街地の一部に土石流が流れ込み、火山灰は10センチ程度積もる見立てとなっています。山形市も土石流こそ流れ込まないものの、同様に火山灰が10センチ積もると予想されています。


もっとも、このハザードマップで前提となる噴火が過去2000年間で最も強いレベルだった場合を想定しているので、実際に噴火した際は上で書いたような被害は出ることは無いと思いますが、


それでもスキー場や登山客が多い蔵王山ですから、小規模の噴火であっても御嶽山の様な被害が出ることは十分考えられるわけです。


このまま何も起こらないことを祈りますが、御嶽山の時みたいに急に水蒸気爆発を起こすとも限らないです。お近くに行かれる方は十分な注意が必要です。噴火した時のことを考えて、しっかりと避難小屋の位置を確認するなど事前の対策が必要でしょう。



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